【8月のソーダ水】不思議で懐かしい、あの夏の日。優しさ溢れる物語はいかがでしょうか。
みなさん、こんにちは!図書館長わんこです。
本題に入る前に雑談を一つ。
フォントサイズ、変えてみました。笑
文字はある程度大きい方がいいと思っていましたが、もう一段小さくてもいいかな、と思いまして。
見やすいかな?
こっちより見やすいといいな。
さすがにこれだと小さすぎるので
間をとって、このくらいで行きたいと思います。
ということで、 ここから本題。
本題の本の題名...つまるところの本題は
第三回までは小説の紹介をしていましたが、今回は漫画を紹介したいと思います。
もう10月に入り外気もなかなか涼しくなってきましたが
もう少し夏の気分でいたい、
(ぼくも今年は少々忙しく、夏らしいことをほとんどできていないので、気分だけはまだちょっと夏やってます。)
ということで
どこか懐かしい暖かさ溢れる物語を紹介します。!
表紙から存分に伝わってくると思いますが、大変可愛い作品なのです。
夏が好きなあなた。
夏の原風景を探しているあなた。
ぜひ、この本を手にとってみてください。
簡単になりましたが、この辺で失礼します。
今日もみなさまが、素敵な本に巡り会えますように。
【熱帯】熱帯とか熱帯とか熱帯
みなさん、こんにちは!図書館長わんこです。
前回に引き続き、またまたわけのわからないタイトルになってしまいました。
でもこれは仕方のないことなのです。
どうしようもない、必然なのです。
回避しようがなかった、とでも言いましょうか。
あえて何故を語るとすれば、森見先生のせいなのです。
森見先生が、こんなにも不可思議で大変面白く、非常に趣深い作品を書いたために、僕もこんなタイトルをつけることになったのです。
僕以外のだれかがこのブログを書いているとして、この記事の構想に入った時、おそらく同じようにこの不可解極まりないタイトルをつけるのです。
この本を読了していたなら、他に思いつかないはずなのです。
なぜならこの本は熱帯だから。
熱帯であって熱帯だから。
熱帯であり熱帯。
熱帯だから熱帯。
熱帯の中の熱帯。
そもそも熱帯とはなんなのか?僕にもちょっとわかりません。
そんなわけで、今回紹介する本はこちら!
森見登美彦先生著 「熱帯」です!
こりゃあ、また、インパクト大な帯!笑
帯を見ただけで興奮がふつふつと湧き上がってきます。
語りたいこといっぱい!
とまらなくなる前に、本の紹介にいきたいと思います。
※ネタバレは一切ありません。
概要
改めまして、今回紹介する本は「熱帯」です。
著者は森見登美彦先生です。
管理人が本にハマるきっかけとなった作品である「夜は短し歩けよ乙女」を書いた大大大先生でございます!
※この「熱帯」という本は2018年11月発売で、現在はまだハードカバーでしか出版されていません!文庫派の方々、今回だけはどうかハードカバー、手にとってみませんか。
普段本読まないけど、森見作品は読んだことある!という方も多いのではないでしょうか?(管理人の周りには結構多いです。)
森見先生といえば、京都文学の代表格といっても過言ではないのではないでしょうか。
(さてさて京都文学ジャンルが存在するか否かの討論は、ここでは避けましょう。)
ポップでキュートでぽわぽわな黒髪乙女がお酒をたらふく飲みこんだと思ったら
天狗や仙人が堂々と京都の街を闊歩したり
どうしても薔薇色から遠ざかってしまう星のもと生まれた青年が闇鍋をかっくらったりしているような、ファンタジー(?)な物語が多い森見作品ですが
この「熱帯」はというと、少し雰囲気が違ってきているのです。
夜は短し歩けよ乙女、四畳半神話大系、ペンギンハイウェイなどを陽森見、
きつねのはなし、宵山万華鏡、夜行などを陰森見、と仮定したとします。
(森見先生すみません!!!!!勝手に仮定しました。ぼくの独断と偏見による仮定です。みなさまも大変軽い気持ちで見ていただけると助かります。)
では「熱帯」は?
ぼくの所感では、「陽と陰の中間を陽寄りに突き抜けていった作品」でした。
なんだそれは。
結局そんなへんなところを突き抜けていくなら、その事前の仮定はなんだったんだ。
どちらにも属さないなんでわかりづらいではないか。
そんな意見が痛いほど伝わってきます。
わかります。すみません。
うまく説明できないぼくの落ち度なのです。絶賛成長期。これから伸びます。今日のところはそれでご勘弁を。
みどころ
「熱帯」のみどころ。
といっても、ネタバレを禁じてる身なので語れることが大変すくないのです。
この制限の中、どれだけみなさまに熱帯の魅力を伝えられるのかがぼくの力の見せ所なのですが、そもそも見せられるだけの力がないということに気が付いているのです。
全く。力不足もいいところだ!
もどかしい!
だからといってここで執筆をやめるわけにはいきません。
だって紹介したいじゃないですか。こんなにもすばらしい作品。
あらすじはネタバレになりませんよね...。
この「熱帯」という本。
ざっくり言うと、「誰も最後まで読んだことのないといわれる幻の本「熱帯」をめぐるファンタジックミステリアスストーリー」です。帯にもかいてある通りですね。
(ファンタジックミステリアスストリーリーかどうかは、読み手によって変わるかもしれません。。。)
熱帯が謎を呼び、謎が熱帯を呼ぶ...。
対象年齢は少し高いかもしれませんね。
読み進めていくうちに、自身も熱帯に魅了されてのめり込んでいくのですが、その魔力は大変強く、小学生などが読んでしまったなら、それこそ戻ってこれなくなってしまうかもしれないからです。
僕も危なかった。
ちょっとでも気を抜いたら、今頃は熱帯を探して放浪していたかもしれません。
さて、あなたも気をしっかり持ちながら読み始めることをお勧めします。
まとめ
今回もそろそろ終わりのお時間が近づいてきました。
熱帯の魅力、伝わったでしょうか。笑
貴君はまたこんな中身すっからかんな記事を書いて。自分の脳内を明確に表現しているつもりなのか。そんなにスペースが余っているなら何か詰めておくといい。唐揚げとか。
なんて声がどこからともなく聞こえてきそうです。
ほんとすみません!
でも、これが精一杯!手を抜いているわけではないのです。僕のこの情熱が、熱帯のこの魅力が、どうか一人でも多く伝わりますように。
そして、一字でも多くの活字が世の皆さんの目に届けられますように。
心から祈っております。
それでは、こんなところで本日は終了です!
また次の本でお会いいたしましょう。
【満願】暗闇とか信念とか疑念とか
みなさん、こんにちは!
図書館長わんこです。
今回のタイトルはものものしい雰囲気となりました...。
ホラーではないけれど、どこかヒンヤリとした印象のこれからの季節によく合うような、夏の夜にでもページを開きたい一冊です。
それではいきましょう。
本日ご紹介する本はこちら
米澤穂信先生著 「満願」です!
帯がすごいですね!笑
しかし帯だけがすごいわけではないんです。
その内容もまさに、「至高のエンターテインメント」なんです!
私も初めて手にとった時、あまりの面白さに一気読みしてしまいました。
読了後、心臓がどくどくと脈打っていたことを覚えています。
静かな衝撃がぬるりと体を通過したようでした。
(あくまでも私の感想ですが...笑)
私が米澤穂信作品に魅了されるきっかけとなった一冊です。
...前置きが長くなりましたね。笑
(それだけ思い入れのある作品、だと言うことでご勘弁を!)
それでは少し踏み込んだ紹介をしていきたいと思います。
※ネタバレは一切ありません!
概要
改めまして、本書のタイトルは前述の通り「満願」。
著者は米澤穂信先生ですね。
米澤先生の代表作といえば、〈古典部シリーズ〉ですね!
そう、アニメ化され実写映画化もされた「氷菓」です!
氷菓もこれまた良質なミステリでして...。青春譚でありながら、なかなかダークな一面もあって、。
氷菓をはじめとする〈古典部〉シリーズはまた別の機会に語りたいものです。
すみません、脱線しました。
話を戻しますね。笑
本書ですが、こちら表題にもなっている「満願」を含む、全六篇からなる短編集となっております。
六篇が一つの事件に収束していく訳ではなく、完全独立型の作品です。
短編集なので、一作一作が短いのでさくさく読めます。そういった意味では、これからたくさん本を読んでいきたいという、いわゆる読書初心者の方にもとっつきやすい作品だと思います。
みどころ
私的本書のみどころ、それはやはり、なんといってもこのダークな雰囲気ではないでしょうか。
すみません、人並みすぎる感想ですが。笑
ネタバレ禁止を課しているため、こんな表現しかできないのですが。。
米澤穂信作品を、<古典部>シリーズから入ってその次に本書に手を伸ばしたとすると
「これは本当に同じ作者か!?」
とツッコミを入れたくなること間違いないでしょう。笑
逆に言えば、<古典部>シリーズのような空気感を求めている方は、本書はおすすめできないかもしれません...。
同じ米澤穂信作品群の<小市民>シリーズをおすすめします。
(これも、また別の機会に紹介したいですが、<古典部>シリーズのような脱力系ミステリです。)
さて、 話は満願に戻りまして...。
じっとりとした暗雲立ち込める当小説には
「夜警」「死人宿」「柘榴」「万灯」「関守」「満願」
の全六篇からなります。
どれもがかなりな雰囲気を持つ物語ばかりです。
ここではネタバレをしないと決めているので、内容には触れる気はありませんが...共感したいものです、この寒気!笑
特に推したいものは「関守」です!
思い出しただけで、ぷつぷつと鳥肌が...。
手のひらにじっとりと汗も浮かび、背骨を伝う何かが神経を刺激します...。
まとめ
ここまで読んでくださったみなさん、ありがとうございます。
言葉足らずなところが多く、なんのこっちゃわからないという方も多かったと思います...。笑
それでも、それは僕の狙い通りなのです。
情報不足の記事で、結局何がいいたいかわからない。
ただ一つ伝わったことといえば、管理人の興奮。
...こんなにも語彙力を失わせてしまう小説とは一体なんなんだろう。
そう思ったでしょう!
そうに違いない。
僕は慢心に慢心を重ねてそう主張します。
そしてどうか満願を手にとってみてください。
本屋でちらっと中をのぞいてみてください。
はっと気がつくと、自宅で読了していることでしょう。
それでは、管理人はそろそろ次の小説に走り始めようと思います。
ではまた次の記事でお会いいたしましょう。
【眼球堂の殺人】神とか数学とかThe Bookとか
みなさん、こんにちは。
図書館長わんこです。
今回ご紹介する本は
「眼球堂の殺人」
です。
個人的に、なかなか衝撃的なミステリでした。
もしかすると、人によっては途中でトリックがわかってしまって、読むのをやめてしまったりするかもしれません。
でも!
それでも!
とりあえず最後まで読んで欲しい作品なのです。
そんな評価となった理由も含め、見ていきましょう。
(※ネタバレは一切なしです。)
概要
それではまず「眼球堂の殺人」の概要です。
著者:周木律
出版社:講談社
ストーリー概要:
放浪癖のある数学者「十和田只人」とジャーナリストの「陸奥藍子」。
二人は、天才建築学者「驫木煬」からの招待を受け、通称「眼球堂」と呼ばれる、彼の邸宅へと赴いた。常人では理解できないようなつくりをした眼球堂。そこで二人は次々と奇妙な事件に巻き込まれていく...。
全七部構成で続く「堂シリーズ」の第一作目であり、周木律 先生のデビュー作で第47回メフィスト賞受賞作である本作。
いわゆる、理系ミステリの館モノです(タイトルからも想像できますね)。
この作品に登場する建物、館は
非常に摩訶不思議!
そんなもの本当にできるの?とも思うようなものばかりです。
しかし、実際にあったら行ってみたい...とも思うはずです。
著者である周木律先生は、某国立大学建築学科卒業とのことで、まさに自分のフィールドで書き上げた小説って感じです!
本作の魅力(主観)
さてさて、ここからは本作の魅力(ばりばりの主観)について書いていきたいと思います!
読者を置いてくほどの理系用語
はい。笑
先に注意書きしておきますが、
これ、悪かった点を言ってるんじゃないですよ。笑
私が個人的にすごく面白いな〜と思ったところです。
前述しましたが、本書は理系ミステリ。
使用されているのはまさに理系的なトリックで張り巡らされた謎たちです。
(森博嗣先生のS&Mシリーズや、東野圭吾先生のガリレオシリーズのような)
なので、多少数学用語が物語に登場するのは仕方ないというか、当たり前な感じですが
この堂シリーズにおいては、異常と言えるほどでてきます。笑
そしてシリーズを重ねるごとに難度は増していくようにも感じます。
その用語について、説明されるものもありますが、なんの説明もなく流れていくものもあります。
それを調べてみるのがとても面白い!
おそらく、数学者でなければ(または本書に出会わなければ)知り得ないような、それこそ謎に満ちたミステリ小説の摩訶不思議トリックのような、数学達。
調べれば調べるほど不思議で、理解を深めるためにまた別の公式を調べ始める...。
気がつくと本書から脱線に脱線を重ね、内容に全く関係のない公式についての文献を読んでいる自分がいるのです。
ふと我に帰った時の愉快さと言ったら、説明し難い面白おかしさなのです。
(ああ、この気持ち共感したい。笑)
キャラクターたち
ざっくり、「キャラクターたち」と題しました。
キャラクターたちの何が魅力的なのかといいますと
堂シリーズの登場人物たちは、小説でありながら漫画のような雰囲気を持っている、と私は思うのです。
ん?と思う方々もいると思います。
むしろそれが大多数な気もします。
良い意味でキャラクターにリアリティがない、とでも言いましょうか。
いえ、これはキャラクターが不自然である、と言っているのではないですよ。
小説の、創作物のキャラクターとして自然に表現されている気がするのです。
現実的な小説の主人公Aではなく、あえて言うならば名探偵コナンのような。創作物のキャラクターとしていきいきとしているように感じるのです。
だから親しみやすく、スゥッと頭に入ってくるような感じなのです。
...伝わるでしょうか。
伝わらないですかね...。笑
少しでも「どういうことだ??」と思った方は、是非本書をお手にとって読んでみてほしいです。
最後に
少し早いですが、この辺でレビューを終わりにしたいと思います。
まだまだ語り足りない部分がたくさんあります!
しかし、これ以上語ると、本書の確信的な部分にせまってしまい、あらぬところでネタバレをしてしまうかもしれません...。笑
そうなってしまう前に、自ら手を引こう、というわけです。
本書「眼球堂の殺人」のネタバレを含む感想については、次巻「双孔堂の殺人」のレビューで少し、触れていきたいと思います。
それではまた次回のレビューでお会いしましょう。
拙い文章ですが、最後まで読んでくれたみなさま、もしくはこのページを開いてくれたみなさま、本当にありがとうございます。
次回はより楽しい文章を。
どうかみなさんが有意義な読書タイムを過ごせますように。
【初投稿記念】自己紹介とか自己紹介とか自己紹介
初投稿のご挨拶
皆さんはじめまして。わんこです。
大変緊張しながら、初投稿に臨んでおります。
(文面ではなかなか伝わらないですね...笑)
投稿も初!ブログ開設も初!
ということで、管理人である私、わんこについてご紹介させていただきたいと思います。
管理人わんこ
改めまして、物語紹介ブログ「わんこ図書館」管理人のわんこです。
わんこ、管理人、館長...等々、呼びやすい名前で呼んでください!
(呼ばれただけで嬉しいものです。)
趣味は読書です。
これはブログタイトルからも滲みでてますかね。笑。
読書と言っても、漫画小説分け隔てなく読みます。
ジャンルもあまりこだわりませんね。
漫画だったら特殊能力系バトルファンタジーが、小説ならミステリが大好物ですが、恋愛漫画やヒューマンドラマ、スポ根に純文学、興味もったら最後まで読んでしまう派なのです。
あ。
映画やゲームの趣味は偏ってます!笑
こちらのテーマについてものちのちブログで触れていけたらな、と思っています。
私はもともと作品に影響されやすく、触れた物語の題材に影響されてそのまま趣味になっちゃった、なんてものが非常に多いです...笑。
ちなみに他にどんな趣味があるかというと、ロードバイクや手品、ギター、などなど。
(なんの作品に影響されたかについては言わなくてもわかりそうですね。笑。)
そうそう、アニメも好きで、こちらは漫画小説同様あまり好き嫌いなく見てますね!
おっと、自己紹介が長くなってしまいました。
語り始めると止まらなくなってしまう節がありまして、自制自制...。
このあたりでそろそろ、「このブログについて」の説明に移りたいと思います!
(あ、最後に、好きな食べ物はお寿司です!笑)
ブログについて
ここまで読んでくれた方はもう見当ついてるかと思いますが
このブログのテーマはずばり
「おすすめ小説・漫画の紹介」
です!
わーわー ぱちぱち
(タイトルからもお察しつきますよね。笑)
何か暇つぶしに本を読みたいけど、多すぎてどれにしようか迷う。
○○に似た雰囲気の漫画が読みたい。
などなど、そんな時にこのブログを参考にしていただけたら幸いです!
前述しましたが、いずれはアニメ映画ゲームなども取り扱っていけたらいいなと思っておりますので、温かく見守ってください〜〜!
最後に
それでは最後に、このブログの展望(というか、今後について)です。
私にとって初の開設ブログで、まだまだ駆け出し中の駆け出しで手探り状態で運営しております。
ブログアイコンも決まってないほどです...笑。
(準備してから始めろ!と言われるとグゥの音もでません。どうぞお手柔らかに...。)
ブログ更新は不定期になってしまいますが、ブログ自体のカスタマイズも不定期に行っていきたいと思っています!
突然アイコンが変わっていたり、なんだか変なことになったりする時があるかもしれません。
そんな時は、「ああ、わんこさん頑張ってんだな。笑。」と思って、笑ってもらえると嬉しいです。
これからどうぞよろしくお願いします!
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